人工知能・データサイエンス大学院ユニット

担当教員:
植村(MA)、大前(MA)、佐々木(電)、関(数情)、豊谷(MA)、間田(基礎教養)

マネジメント工学科 豊谷先生
数理情報工学科 関先生
 視線追跡装置で視線動向を収集し、性別や性格によって、どのような場所を見るかを分析する事が出来ます。そして何に興味があるかトレンドを読み取ったり、広告を表示する場合に、最適な場所を算出してマーケティングに活用します。

マネジメント工学科 植村先生
 身の周りの音を人間のように理解する技術を通じて、メディアコンテンツの分析や推薦を行ったり、楽器演奏・作曲といったスキル獲得の支援を行ったりします。

マネジメント工学科 大前先生
 心臓の異常状態を調べる一つの手法として、静脈から心臓へとカテーテルを挿入し、心臓の圧力を測定する検査が存在します。これは死亡リスクがある検査手法であり、より安全な検査手法の開発が求められています。そのため、医学部との共同研究として、カテーテルを使用しない、胸部X線画像のみから検査値を推定する人工知能の開発を行なっています。ホワイトボックス型ディープラーニングと呼ばれる新しい技術を採択することで、推定根拠の信頼性を医療従事者が判断できる環境を整えています。

電気電子工学科 佐々木先生
 世の中の様々な乱れや流れを対象に、機械学習等の先進的データ解析技術を用いて、その本質構造を抜き出し、物理的理解を目指します。プラズマや気象・海洋や風車等、対象は多岐に渡ります。

基礎・教養系 間田先生
 人の血管の伸長や分岐は、細胞運動に関わっており、その細胞運動を動画として撮影することが技術的に可能になりました。その動画から画像解析および統計処理により細胞運動の特性を抽出し、血管網形成のメカニズムを探ります。なお、この成果の先には、癌細胞の成長抑制などの波及効果があると考えています。

マネジメント工学科 豊谷先生、植村先生
 視覚障害者向けAIナビゲーションの開発です。現在、盲導犬の普及も全く不足しており、 視覚障害者は非常に困っています。機械学習で信号や人間、段差を認識するなど、AIを利用してお役に立つ研究です。